京都で開業時の融資を申請するときのポイントや注意点を解説

開業を考える際、手元に資金があると安心ですが、融資を利用することでさらに安定したスタートを切ることができます。

特に創業期は融資を受けるのに適したタイミングです。

今回は、京都で開業する際に融資を申し込む際のポイントや注意点を解説します。

審査にかかる期間はどのくらい?

開業に必要な支払いが発生する1ヶ月前までには融資を申し込むことが重要です。

例えば、賃貸契約を結ぶ際には保証金や家賃、仲介手数料などの初期費用が必要になります。

この支払いに備えて、融資の審査が完了し、送金が完了していることが理想です。

当事務所の実績では、日本政策金融公庫で最長20日、京都信用金庫で最長27日の審査期間がかかっています。

そのため、1ヶ月前に申し込むことで十分に間に合う計算になります。

さらに、審査期間中には追加の書類提出や面談などが求められる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールが必要です。

審査に通ったあと、入金日は調整できる?

日本政策金融公庫では、審査通過後に郵送で金銭消費貸借契約書が送られてきます。

この契約書に必要事項を記入し、口座振替依頼書などの書類を返信用封筒で送付します。

書類が届いてから3営業日後に入金されますが、返信の期限は設定されていないため、必要に応じて先延ばしすることが可能です。

実際に、店舗の賃貸契約の詳細を詰めるために2ヶ月保留したケースもあります。

京都信用金庫の「ここから、はじまる」融資制度でも、借入限度額の設定だけで、契約後は自身の都合で送金を行うことができます。

このような柔軟な対応ができるため、開業準備がスムーズに進められます。

融資申請される際の注意点

連休前の申し込みを避ける

年末やゴールデンウィーク、お盆などの連休前は融資の申し込みを避けるべきです。

これらの期間中、日本政策金融公庫や銀行の審査部門も休業となるため、審査が停止し、着金までの期間が延びてしまいます。

また、11月から12月にかけては申込件数が増えるため、年内に融資を受けたい場合は10月中に申し込むことをおすすめします。

開業準備スケジュールの管理

開業を決意した後は、物件を決め、内装業者を選定し、全ての準備が整った段階で開業日を迎えることになります。

前職を退職してから開業日までの間は収入が途絶え、開業後も資金繰りが安定するまでには半年程度かかるのが一般的です。

この期間をできるだけ短縮することが望ましいでしょう。

計画的なスケジュールを立てることで、無駄なコストや時間を省くことができます。

当事務所では、審査期間の短縮に加え、開業日以降1年間の資金繰り計画書を作成しています。

必要経費や生活費を踏まえた無理のない売上計画を立て、事業が安定するまでの必要資金を計算し、適切な借入申込額を提案しています。

具体的な支出や収入の予測を立てることで、事業計画の実現可能性を高めることができます。

京都で開業を予定されている方。無料相談をぜひご活用下さい

京都で事業を始めようと考えている方や、既に事業を始めている方はぜひ当事務所にご相談ください

初回相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

安心して開業準備を進めるために、適切な融資の活用をお手伝いいたします。

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