京都で美容室(カット専門店)を起業される方へ

京都で起業と一口で言っても、業種により押さえておきたいポイントはさまざまです。

そこで、今回はカット専門の美容室に絞って、実際にカット専門の美容室の起業されてから直面される問題点と対策をお伝えします。


お店を安定させる目標売上高について

お店の経営を安定させるためには、経費を賄える売上高が必要となります。

とくにカット専門店は、単価があらかじめ決まっていますので、

1日にご来店いただける人数が全てとなります。

比較的単純に、目標来店数や回転率を設定することができます。

1ヶ月の必要経費を単価で割って、さらに1ヶ月の営業日数で割ると、1日の目標来店数が決まります。


家賃について

カット専門店ですと、内容がカットだけですので、そんなに大きなスペースは必要ないと思われます。

ですが、お客さまのお店へのアクセスの利便性が重要となってきます。

駅前やショッピングモールの一階で出入口に近い場所など、

お客さまにとって利用しやすい場所でないと、 目標となる客数を獲得することは難しいと思われます。

また、こういった場所は人気が高く空室が出にくく、家賃も高い傾向にあります。

こまめに、賃貸情報をチェックする必要があります。


人件費について

カット専門店ですと、1日の目標来店数が多くなる傾向があります。

そうなりますと、一人で対応できる人数の限界があるため、従業員を雇用する必要が生じます。

現状では、人員の確保が大変困難ですので、

ある程度高額の給与で従業員さんを募集することになると思われます。

従業員さんを雇用すると、労災保険はもちろん、勤務時間に応じて雇用保険も必要となり、

雇用条件をよくするため、社会保険も必要になる場合もございます。

これらの保険を全て加味しますと、従業員さんの額面給与の約1.2倍の負担が生じます。

よい人材の確保は大変困難で、確保後も給与という経費が増えるため、

目標売上も高くなってしまいます。


まとめ

カット専門の美容室の起業の最も大事なポイントは、立地と人材の確保といっても過言ではないと思います。

弊事務所では、京都でカット専門の美容室を起業される方のサポートを数多くさせて頂いております。

京都でカット専門の美容室を起業を希望されている方は、

ぜひお問い合わせ下さい。

初回相談は無料となっております。


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