京都で創業融資を申し込むときは通帳の動きが重要

京都で日本政策金融公庫や銀行に創業融資を申し込むに、事業計画書と一緒にご自身名義の通帳を必ず提出する必要があります。

どれだけ、素晴らしい事業計画書を作成しても、通帳ひとつで創業融資が受けられない可能性もあります。

そこで、今回は日本政策金融公庫や銀行が通帳の提出を求める理由と審査に有利な通帳の動きをお伝えします。


日本政策金融公庫や銀行が通帳を重要視するワケ

それは、通帳を確認すればその人の金銭感覚がある程度把握できるからです。

例えば、残高が常にギリギリでクレジットカードや国民健康保険料などが引き落とせていない月があれば、

支払にルーズな人かもしれない、自分の返済を守ってくれないかもしれないと感じるでしょう。

また、たとえ残高が少なくてもの毎月支払の前に補充して、支払が毎月滞りなくされていれば、

お金にキチンとした人と感じるでしょう。

通帳は、日本政策金融公庫や銀行にとって日々の入出金と残高が把握できるとても便利なものとなります。


日本政策金融公庫や銀行が好む通帳の動き

日本政策金融公庫や銀行は通帳の動きを見て、自分の返済を守ってくれそうかを判断します。

当然ですが、残高はあればあるほど有利に働きます。

出金については、毎月必ず引き落としのある携帯電話やクレジットカード、住宅ローンなどの返済を毎月滞りなくする必要があります。

また、少額の出費でも頻繁にあれば、高額となってしまいますので、必要な生活費をなるべく月1回引き出すほうがいいと思われます。

入金については、給与が現金支給の場合はできるだけ、支給時に入金するほうがいいと思われます。

つまり、通帳の入出金ができるだけ単純化されている方が好まれるということです。


開業後も売上の管理は通帳で

通帳は、創業融資のときだけではなく、実際にお仕事を初められてからも重要なものとなります。

とくに、現金商売の方はできるだけ頻繁に通帳に現金を入金されることを強くお薦めします。

売上現金をそのまま経費の支払いに充ててしまうと、今月どのくらい売上て、経費を使い、利益がどうなったかが分からなくなってしまいます。

もちろん、売上を通帳に入金したままでは、経費の支払いができないので、必要に応じて引き出しください。

そうすることで、月初と月末の通帳の残高の差額を計算すれば、その月の利益が分かることとなります。

実際に通帳を使うことで、売上や経費を強く意識され、原価率等が改善した例が多数ございます。

弊事務所では、日本政策金融公庫や銀行に提出する通帳の見せ方のアドバイスも行っております。

京都で事業を始めようという方、すでに事業を始められている方はぜひお問い合わせ下さい。

初回相談は無料となっております。


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