【京都版】創業者が日本政策金融公庫から融資を受ける方法

創業融資は貸し倒れのリスクがとても高く、金融機関によっては敬遠される傾向があります。

そんな中、京都では日本政策金融公庫が創業融資に非常に力を入れています。

今回は、京都でその日本政策金融公庫から創業融資を受けるためにとくにご注意いただきたい点についてお伝えします。



日本政策金融公庫に創業融資を申し込むタイミング

まずは、日本政策金融公庫に創業融資を申し込む一番いいタイミングをお伝えします。

創業融資を申し込むには、まず借入申込み金額を決める必要があります。

つまり、おおよそ全体でどれだけの金額が必要なのかを知る必要があります。

創業される場合に高額な支出となるものは限りられてきます。

内装工事や店舗を借りるための保証金、人件費、仕入代金等はある程度性格な金額が必要となります。

つまり、物件情報(場所や広さ)と内装の見積書があれば申込みは可能となります。

逆に、申込みの期限は、最初に高額な支払がある頃までに融資を受けている必要がありますので審査期間を考えると最低でも1~2月前に申し込む必要があります。



創業のために準備してきたことを丁寧に事業計画書に記載

次に、日本政策金融公庫に提出する事業計画書についてお伝えします。

創業融資に限らず全ての融資について最も重要なポイントは、その融資を有効に活用できることと、返済を守ることができることです。

創業融資については、創業するために融資を受けることになりますので、有効活用についてはクリアできています。

それでは、返済についてはどうでしょうか。

本来は、売上から経費、生活費を引いた残りを返済に回すことになります。

つまり、返済に回せる金額から融資額を出すことになりますが、創業の場合は売上や経費は全て予想でしかありません。

そこで、創業のためにどれだけしっかりと準備してきたかが問われることになります。

具体的には、自己資金、職歴、業界研究となります。

これらをできるだけ丁寧に分かりやすく事業計画書に記載することがポイントとなります。



面談は緊張しても大丈夫、はっきりとした受け答えを

最後に面接を受けるさいにご注意いただきたい点についてお伝えします。

事業計画書を日本政策金融公庫に提出すると、約1週間程度で面談となります。

面談は事業計画書に沿って行われることになり、だいたい30分~1時間程度となります。

創業融資の場合は、金融機関との面接自体初めての方がほとんどですので、緊張されている方が半数以上おられます。

緊張のあまり言葉につまる方も多いですが、そこは問題となりません。

重要なのは質問されたことに対して明確な答えを示すことです。

面接では世間話はほとんどなく、創業されるお仕事について事業計画書では足りない部分を質問されます。

つまり、真剣に創業しようと考えておられる方が答えられる質問しかしてきません。



創業融資は経験豊富な専門家と一緒にすることをお薦めします。

創業融資の通過率は一般的に50%前後と言われています。

それは、創業される方が重要と思われるポイントと日本政策金融公庫のが重要と思うポイントにズレがあるからです。

また、一度融資に失敗すると最低でも6ヶ月は門前払いとなってしまい、その後も一度断ったことがある方という認識からスタートしてしまいます。

ですので創業融資は確実に獲得し創業することが重要となります。

弊事務所では、毎年25件前後の創業融資をサポートさせていただき毎年90%以上の通過率となっております。

サポート内容といたしましては、借入希望額から事業計画書の作成、面談の立ち合いまでの全てとなっております。

京都で創業を検討されている方はぜひお問い合わせください。

初回相談は無料となっております。



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