日本政策金融公庫の融資審査の面接とは

日本政策金融公庫は、以前より通常の借入だけでなく、創業融資にも積極的に取り組んでいます。

ですが、ここ数年ますます日本政策金融公庫の重要性が高まっているように感じます。

そこで、今回は日本政策金融公庫の融資審査の面接について詳しくお伝えします。

日本政策金融公庫の融資の面接の役割

日本政策金融公庫の融資の審査は、書類審査と面接審査となります。

基本的には、書類審査の方が重要となります。

それは、面接の担当者の個人的な印象では面接の可否が決まらないからです。

あくまで、融資の可否を決めるのは面接の担当者ではなく、その担当者が書類に書き起こした事実をもって別の人が判断します。

面接での熱量や誠実さは正確に伝えることが難しいため、やはり書類の質が審査の要となります。

とはいえ、面接も重要なプロセスです。融資を希望する本人が自らの意思で事業を進めているかを確認するのが面接の役割です。

日本政策金融公庫の融資の面接の事前準備

面接は、日本政策金融公庫への申込から1週間前後で行われることが多いです。

書類が受理されると、担当者から面談日の調整の電話が入ります。

日程が決まると、面談のお知らせや持参資料の案内書が郵送されてきます。

書類に不備があると、面談日に準備すべき資料が増え、その分だけ審査にも時間がかかります。

準備不足はマイナス評価になる可能性もあるため、事前のチェックが重要です。

服装についての規定はありませんが、常識的な範囲で清潔感のある格好が無難です。

日本政策金融公庫の融資の面接でよく聞かれること

融資審査は、申込時に提出した書類をもとに進行します。

面接時間は30～60分程度が一般的です。

書類に不備がなければ短く、不備が多いと長くなる傾向にあります。

面接といっても、就職面接のような厳しい質問はあまりありません。

事業への意思と熱意、そして融資の使い道について答えられれば問題ありません。

細かい数字を暗記する必要はなく、ご自身の言葉で説明することが大切です。

緊張してしまう方もいますが、それでも内容がしっかりしていれば融資は通ることが多いです。

日本政策金融公庫の融資が終わったら

面接後は、追加資料の提出依頼がある場合を除き、特に対応は不要です。

結果は1週間前後で電話にて連絡があります。

追加資料がある場合は提出の遅れが審査結果の遅れに直結します。

融資が通った場合は、契約書類が郵送され、返送後3営業日ほどで入金されます。

残念ながら融資が否決された場合は、その旨のみの通知となり、理由は開示されないことが一般的です。

日本政策金融公庫の融資を検討されている場合は当事務所にご相談ください

書類審査と面接審査の両方がありますが、面接前に結論が出ていることも多いです。

それでも、面接準備はしっかりと行うべきです。

特に最近では日本政策金融公庫の役割が大きくなっており、融資の重要性が高まっています。

他の金融機関に比べて通りやすいとはいえ、油断は禁物です。

事前準備を万全に整えた上で融資申請を行うことが、成功のカギとなります。

初回相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。