(更新)日本政策金融公庫の面接対策で融資成功率90%以上を目指す方法

 

これから創業する社長や、初めて融資を受ける社長が、まず、門をたたくことが多いのが日本政策金融公庫です。

日本政策金融公庫は創業者への対応も厚く、積極的に融資を出してくれますが、その成功率は意外と低いのをご存知でしょうか?

日本政策金融公庫の融資を勝ち取るための方法を、本日はご紹介させて頂きます。

 

 

審査する側の目線にたった事業計画書の作成、面接の受け答え

日本政策金融公庫の融資の流れは、まず借入申込書と公庫指定の様式の計画書を提出し、後日面接があり、結果のお知らせがあり、通過していれば融資が実行されることとなります。

つまり審査基準は書類審査である計画書と面談の2つとなります。

みなさんが真剣に事業計画を練り、計画書の作成と面談の準備をされますが、それはあくまでもこれから事業を進めていこうとされる事業主側の目線なのです。

仮に、皆さんが日本政策金融公庫の審査官、厳密には審査官へ事業計画を報告する係りとなったときに、どんな情報を審査官に伝えたら融資が通りそうかを考えてください。

そのとき重要になるのは、この人なら日本政策金融公庫からの融資を有効活用して、しかもしっかりと返済を守ってくれるかどうか、ではないでしょうか。

 

計画書の作成にあたっておさえるべきポイント

では、具体的に日本政策金融公庫からの融資を有効活用して、なおかつしっかりと返済を守るということを説明できる計画書ですが、ポイントは単純です。
まず、日本政策金融公庫からの融資の有効活用については、その融資で設備投資をする場合、その設備を購入することで売上・利益が伸びることを説明します。運転資金とする場合はその運転資金で仕入等をすることで売上・利益が伸びることを説明します。

次に、日本政策金融公庫からの融資の返済については、売上から仕入や経費、生活費を使って残りのお金を返済に回すことができることを説明します。

また、借入額は多ければ多いほど安心できるかと思いますが、その分返済額も大きくなってしまいます。

あくまでも、毎月の利益から返済できる金額を考慮したうえで、借入希望額を決めることをお勧めします。

 

面接の受け答えについて

次に面接の受け答えについてですが、面接時間はおよそ30分から40分がほとんどです。

企業や学校の面接ではスムーズな受け答えが大事ですが、日本政策金融公庫の面接はイジワルな質問は全くなく事業計画書を補足する事項を教えてほしいというスタンスとなります。

緊張のため受け答えに詰まる方もおられますが、審査にマイナスになることはありません。

質問される事項は事業計画書の内容の再確認と、事業計画書に記載はないですが審査にあたり確認しておおきたい事項です。

逆にいえば、審査する側の目線にたってモレなく事業計画書を作成していれば、面接は事業計画書の内容の確認だけとなり面接で落とされる可能性は限りなく低くなります。

 

 

作成する事業計画書によって融資の可否の大部分を占めます

日本政策金融公庫の融資の可否はほぼ提出する事業計画書の内容によって決まるといっても過言ではありません。

それほど丁寧に慎重に事業計画書を作成する必要があります。

日本政策金融公庫に提出する前に、ご自身が作成された事業計画書を落着てご自身が日本政策金融公庫の職員さんとなった気持で見返してみて下さい。上司の方に融資したほうがいいと説明できる事業計画書になっておりますでしょうか。

弊事務所では、毎月2~3件程度の事業計画書を作成し日本政策金融公庫に提出しております。

依頼者の方のお気持ちを大切にしつつも日本政策金融公庫の目線にたった事業計画書を作成することで、融資の通過率は毎年90%前後となっております。

弊事務所では 京都周辺で日本政策金融公庫の融資を活用して独立・企業を考えておられる方、すでに事業を開始し日本政策金融公庫の融資を必要とされる方の事業計画書の作成をサポートしております。

初回相談は無料ですので、お問い合わせをお待ちしております。

 

 

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